リンスが頭皮に着くと危険 !
一昔前まではシャンプーをした後に
リンスをするというのは当たり前
でしたが、最近のシャンプーは非
常に質が上がってきていて
洗った後に皮脂を必要以上に除去せず
程よく皮脂を残して油分を感じさせて
くれるシャンプーが登場しているため
リンスの存在価値がやや薄れている
傾向がある。
リンスの与える作用としては
髪のきしみやパサつきを抑える
ために表面に成分が付着し
潤いをキープするというもの。
水分の蒸発を防いで髪の水分量を
一定にキープするという役割がある。
このようなメリットがある反面
しっかりとした使用方法を行わないと
リンスの成分が頭皮に付着して
汚れやフケを出し、逆に
抜け毛や薄毛などを招いてしまい
悪影響を与えてしまう可能性も。
またリンスの成分は界面活性剤も
使用しているため、潤いをキープして
静電気を起こしにくくしてくれるという
作用はあるが、頭皮に残ると
ガサついた感覚を与えてしまうことがある。
アルカリ性を中和させる働きがあるが
今ではあまり使われていない成分の一つ。
正しいリンスの使い方とは
シャンプーを行った後にリンスを
使うことになるが、その際注意したい
ことがシャンプーと同じような
洗い方をしてしまうこと。
毛穴にリンスの成分が
浸透するような洗い方は適していない。
なぜならリンスは頭皮を洗浄するもの
ではなく、油分をキープするもの
ですから乾燥しやすい毛先を
中心に塗布するのが効果的。
髪の根元の毛穴付近には
皮脂腺と呼ばれる皮脂が排出される
箇所があるから、リンスを塗布しなくても
潤いを保つことができるため
あえてリンスを使う必要はない。
リンスは適量を手に取って
髪の毛に直接塗布。
頭皮に付ける必要はない。
最近はリンスインシャンプーなども
販売されていて、リンスを使用する
必要のないシャンプーも存在する。
また昔に比べて石鹸系のシャンプーが
減ってきていて、リンス本来の
使用目的であるアルカリ分を中和させる
作用自体、必要なくなってきている
ケースが増えている。
シャンプーを使ったらリンスを使うと
いうことを決め付けるよりも、まずは
アルカリ性の高いシャンプーかどうか
髪の保湿性を高めてくれるシャンプー
かどうかということを確認してから
リンスが必要かどうか判断すると良い。
リンスはいわば薬剤を使った
コーティングのようなものだが、使い方を
間違えるとかえってキューティクルを
損傷してしまうので注意が必要。
最近では、コンディショナーや
トリートメントが主流になっており
より髪に良い製品が多く出てきている。
そこで
髪の状態に、適しているかどうか
シャンプーとの相性がいいか
などが重要になる。
以上