縮毛矯正
豊富な薬剤で
どんな髪にも対応出来る。
【クセ毛の種類】
「直毛 (ちょくもう)」
いわゆるストレート
艶があり、表面がなめらかな手触り。
髪の断面は円形。ストレートの髪のこと。
完全な直毛の人はめずらしく
見た目は直毛でも
うねり系、ねじれ系の弱いクセ毛が
少し混ざった人が多い。
◆対処法
直毛の悩みは
巻いてもすぐ取れてしまう
動きが出にくい
前髪顔まわりが落ちてくるなど
◆パーマ、デジタルパーマがおすすめ
完全な直毛の人だけでなく
髪の大半が直毛の人にも
言えるが、ゆるめの大きなカールは
普通のパーマではかかりにくい。
“もち”をよくして、しっかりとした
ウェーブ感を出すには
デジタルパーマなどがおすすめ。
強めのウェーブがよいのなら
普通のパーマで可能。
「うねり系クセ毛」
専門的には、波状毛(はじょうもう)という。
大きくうねったり、ゆらゆら
波打つが、ツヤはある。
髪の断面は楕円形。
◆対策法
なみうつタイプで、ツヤ感はあるクセ。
弱めの場合は、一見
ストレートにも見える。
◆うねり系クセ毛の悩みは
片側が外ハネで
片側が内ハネになる
左右のバランスが悪い
まとまりが悪いなど。
◆カット&スタイリングで
パーマっぽく見せる
毛の量を減らし
束感がでるようにカットする。
広がらなくなり、スタイリングで
パーマのように見せることが
重要。
◆クセより少し強いパーマで
くせを活かす
大事なのは、自分のクセより
強いウェーブをかけること。
デジタルパーマでも
普通のパーマでも同じ。
まとまりが良くなり、もともとの
クセがあるため
パーマの“もち”もよい。
◆ポイントストレートや
自然な縮毛矯正を
縮毛矯正をすると、ぺたんとなったり
毛先がツンツンしたりする。
弱いクセなので、前髪や
えり足などクセのある部分にだけ
ポイントストレートをかけると、
自然な感じになる。
また、頭全体にかけたい場合は
根元や毛先が自然な感じになる
縮毛矯正を。
「ねじれ系クセ毛」
専門的には、捻転毛(ねんてんもう)という。
コイル状にねじれたような髪で
手触りが少しざらざらする。
乾燥して見えやすい。
◆ねじれ系クセ毛の悩みは
ぱさついて見える、クシや指の通りが悪い
ツヤが出にくい。
◆カットで軽くしすぎないのがポイント
軽くしすぎるとぱさついて
見えてしまうので、ある程度重みを残して
髪の重さで落ちつかせて。
絶対にレイヤー(段)を上の方から
入れないこ事。
◆ゆるめの大きなカールがおすすめ
大き目のロッドで毛束を多くとって、
ゆるめの大きなカールをつけると
まとまりがよくなる。
細めにかけると、バサバサに見えてう。
通常パーマ、デジタルパーマ
どちらも可能。
◆ポイントストレートや自然な縮毛矯正を
うねり系クセ毛と対策は同じ。
前髪や表面のみ、えり足など
クセの強い部分にだけ
ポイントストレートをかけるか
頭全体に根元や毛先が自然な感じになる
縮毛矯正をかけるのがおすすめ。
「ちぢれ系クセ毛」
専門的には、縮毛(しゅくもう)という。
髪がちりちりしている。
乾燥して見え、膨らみやすい。
最も深刻なクセ毛。
◆ちぢれ系クセ毛の悩みは
広がる、クシや指の通りが悪い
まとまらない、カラーの色がくすむ。
◆カット・パーマでは
“クセ毛”の対応は難しい
広がるだけ
でも、やっぱりウェーブが欲しい!
☟
縮毛矯正とホット系パーマを
同時施術をする。
クセを取りたい所には
縮毛矯正
カールが欲しい所には
ホット系パーマをかける。
この技術は時間、手間がかかるが
あこがれのスタイルに!
◆縮毛矯正
ちぢれ系のクセ毛は
伸びにくいのでアイロンを
しっかりかける事ででクセが伸びる。
クセの種類でアイロンの温度
また、あてる時間により
ダメージの原因に
くり返しの縮毛矯正が
できなくなったり,ツンツンした
不自然なストレートになったりする
髪をできるだけ傷めずに
ストレートを保つには?
縮毛矯正をくり返すコツ
◆縮毛矯正は、どのくらいの
間隔でかければいいの?
ストレートを保つために
クセの強い人で2~3ヶ月に
一度、縮毛矯正をかける人もいる。
縮毛矯正の場合
基本的にかけた部分が
取れてしまうことはない。
根元が伸びて、ストレート部分との
違いが気になったり
根元が伸び、クセが出てきて
うねったりするようになったら
伸びた部分だけ、部分的に
かけなおせばダメージの軽減になる。
◆同じ場所に2回かけないのが
傷まないコツ
縮毛矯正は傷みが大きいので
同じ場所に2回以上
縮毛矯正をするのはNG。
伸びてきた根元だけクセを伸ばし
毛先にはトリートメントタイプの薬剤で
質感を調節するのがポイント。
また、縮毛矯正は、毛の根元1センチ
頭皮に近い部分にはかけられない。
※必要な部分に必要なだけかける
髪質やクセの種類は様々
目的に応じて
その髪に対して
薬剤、かける場所、放置時間
アイロンのかける時間等を考え行う。
髪質を読む力が必要で
今までの経験がものをいう
以上